予防歯科

虫歯や歯周病にならないための予防が大切

大人の予防について

歯科医は、悪くなったり痛くなったりしてから通うところ、と思っていませんか? 実は、予防歯科という観点でいうと、普段の歯磨きなどの「セルフケア」だけではなく、定期的に歯医者に通うことで、虫歯や歯周病を未然に防ぎ、健康な状態を保つ「プロケア」も非常に重要といえます。正しい口腔ケアを行ない、今ある歯を生涯キープしていきましょう。

プロの手による歯のクリーニング「PMTC」(保険適応)

PMTCとは『Professional Mechanical Tooth Cleaning(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)』の略で、直訳すると専門家の手による機械を使った歯の掃除となりますが、まさに、歯医者が専用の機械を使用して歯磨きをしましょう、という治療がこちらです。口の中をさっぱりさせたい場合、歯石除去後や義歯を使っている場合のメンテナンス、もちろん一般的な虫歯予防などに効果を発揮します。

歯のトリートメント

歯の表面の細かいキズに対し作用して、ツルツルの歯に仕上げるのがトリートメントです。髪の毛をシャンプーで洗ったあとに、滑らかな仕上がりにするために行うトリートメントがありますが、それと似たことを歯に行っていると考えると分かりやすいでしょうか? 歯の表面のキズが埋まることで、虫歯の原因菌が付着しにくくなり、虫歯予防に効果があります。なお、歯石除去やホワイトニング後のケアに最適です。

料金 1,000円(税込)

子どもの予防について

生え変わったばかりの永久歯は、大人の永久歯と比較し未熟で酸などに弱いため、最初の2~3年は虫歯になりやすい期間です。歯磨き指導のほか、フッ素によるコーティング、虫歯になりやすい箇所(溝)をあらかじめ埋めてしまうシーラント処理などで虫歯予防をします。

フッ素塗布

実は、食事の度に歯からカルシウムなどが溶け出していますが、唾液によりその成分を取り戻す『再石灰化』という現象が常に起こっているので、健康な歯が保たれます。しかし、何かのキッカケでそのバランスが壊れてしまうと、再石灰化がうまくいかなくなり初期の虫歯が発生します。この、再石灰化を促進させるための予防治療がフッ素塗布になります。また、歯の表面を硬くする働きも併せ持っています。

料金 1,000円(税込)

シーラント(保険適応)

子どもの虫歯予防の項目でも書きましたとおり、生え替わったばかりの永久歯は柔らかく虫歯になりやすい傾向にあります。さらに、手先が器用とは言い難いお子さんの歯磨きでは、どうしても磨き残しが出やすいのも事実です。そこで、比較的虫歯ができやすい奥歯の大きい溝の部分に詰め物を入れてしまい、虫歯を予防するのがシーラントです。歯を削ったりすることもなく、簡単な詰め物だけなので治療は1回で済みます。

歯磨き指導

虫歯予防で大切なのは、なんと言っても日頃の口腔ケアです。どういった歯ブラシを用意したらいいのか、正しい歯ブラシの持ち方、ブラッシングの手順、いつどのタイミングで歯磨きをしたらいいのかなどなど、正しい歯磨きについてのレクチャーをいたします。食生活も大きく関わっているため、お話をお聞きしております。

診療時間 急患・新患随時受付!